バイアステープをつける下準備
4つの角分の「縦線」を引く
まずダミーの外側(縫い代線)に合わせて、用意したバイアステープの「裏上」に4つの角(左右上下)分の縦線を引いていきます。
↑画像のようにバイアステープを開き、ダミーをまわしながら「左右上下の・端から端までの縦線」を引くと早いのですが、
例えば「縦10cm・横20cmの取っ手口(+縫い代1cm×2を追加。例:10cmの場合は10cm+縫い代2cm=12cmとなります)」を作る予定なら、少し余裕をあけてから(右)12cm位置、(下)22cm位置、(左)12cm位置、(上)22cm位置に「縦線」を引きます。線の引き始め・終わり部分はバイアステープの端を処理するための重ねる部分になりますので、少し余裕を取っておいてください。
4つの角分の縦線を引き終わったら、
4つの角分の「45度の線」を引く
三角定規の底辺を「引いた縦線の右側(左側でもOK。但し右なら右とどちらかに固定してください)」にあてて45度の線を引き、
三角定規を反転させて、↑画像のように45度の線を引きます。
三角定規を外すと、↑画像のように「×印」になっていると思います。同じように、これを4つの角分します。
「45度の角」を縫って作る
縦線を中心に折り曲げ、待ち針などで留めておき、
内側の三角形のところ(赤い糸のところ)を縫います。縫い終わったら、↑画像のように「もたつく部分」を切り取っておきます。縫った三角形のところ(赤い糸のところ)を切らないようにご注意ください。
「残りの角」も同様に縫って・もたつく部分を切り取っておきます。
全て終わったら、4つの角をゆっくり表に返すと、
内側から外側に向かう「45度の角」のバイアステープが完成!です。
取っ手口の穴に縫い付ける
バイアステープの端を処理するために重ねた部分については、重ねられる長さを残して・余分はカットしてください。
あとは、できたバイアステープを待ち針で固定させ、手縫いorミシンで縫えば(ミシンの場合は上下を一緒に縫うことなります)、ミシンカバーの取っ手口にバイアステープをつけることができます(^◇^)
本来はここで説明は終わり~なんですが、できたバイアステープを縫い付ける際に、待ち針を打つのが苦手or縫いにくい場合は、さらに↓【3】ページ目へ(。-人-。)